2022年も用事のついでに北海道ぷらぷら

2022年3月25日
今年も無理矢理北海道に行ける用事を作り、ついでにウロウロしたいと思います。
とりあえず、北海道のまん延防止等重点措置は先日解除になったばかり。

今回も比較的運賃が安かった太平洋フェリーで名古屋から40時間の船旅。
19:00、定刻で出港！伊勢湾岸道名港西大橋の下をギリギリ潜って行く姿は迫力有ります。

3月26日（土）
普段なら仙台港で停まってる間の約2時間、フェリーを降りて附近をプラプラ出来るのですが、今回この後の天候が荒れる予想の為、下船乗船の作業が終わり次第すぐに出港するという事で、残念な事に降ろして貰えんかった。

いつも多賀城イオン（画像中央）内の格安散髪屋さんで散髪して貰っているので、今回そこで髪の毛をパリッと整えてから行こうと考えていたのですが、このままボサボサの髪の毛で行きます…。

3月27日（日）
11時、仙台を早めに出港したのですが定刻で苫小牧到着！

トラクタヘッドだけでも、ここまでガッチリ縛り付けなアカンの？って思う…。見えないけど、4点留めで右側フロントもスプリングを縛られていました。まぁ安全第一、外して貰うのを待っております。

下船後、石狩C社に直行。

箱の修理具合と、シャシの施工具合の確認。燃料タンク用のブラケットが2軸シャシの時と少し違うのに気付き、ここで初めてフレームの幅が違うのを知った…ヤバい、燃料タンクがサイドガードの中にキレイに納まらんかも知れん。
サイドドアはボロボロに腐ってしまってたので、作り換えて貰った。

夕方、北海道A氏が仕事を終えて駆けつけてくれた。

バンパーは雪が多いこの時期に外して手直しをしてるそうです。

スパイクタイヤもイカついです。

今回は誠一君の奥さんが段取りしてくれた居酒屋さんでお食事。

で、なんであなたは毎回真ん中で輝いているんだ？O兄貴が目立たないじゃないか！
O兄貴、今回もご馳走さまでした！

3月28日
ここ最近ニュースで野生のラッコが見れるって聞いた事が有るので、霧多布岬にやって来ましたが、結構な断崖絶壁なんですね…しかも大荒れ。





こりゃぁこんなんじゃラッコなんか見えんやろ！他の観光客の人は双眼鏡を持って来てた…もっと海辺で見れるんだと思ってた。

あれ、あれ、アレっ！ラッコと違う？



もちろんゴミもいっぱい浮遊してるんやけど、明らかに動きがゴミと違うかった。ラッコと言う事で如何でしょうか？

16時、去年来て超お気に入りになった知床半島羅臼の無料温泉“熊の湯”にやって来ました。

夕方に来ると、地元の人が多くて湯けむりカメラマンさん出番ナシ。私好みのほんのり硫黄臭漂う白濁色のお湯をゆっくり楽しみました。

3月29日
昨夜は斜里駅前のホテルに泊まり、今日は知床半島の斜里側を観光。

国道334号線をウトロ方面へ車を走らせると比較的大きな滝“オシンコシンの滝”が垣間見える。階段を登って滝の上の方まで行けるが、圧雪でツルツル。

さっき“道の駅うとろ・シリエトク”に立ち寄り知床観光船の検索をしたが、残念な事にまだシーズンオフだった。小便だけ済ませて、更に先へ進んで行った。

後のニュースで知った遊覧船沈没事故は、大変ショックでした。
道の駅で観光船を検索してる時、「どうせ乗るなら知床半島の先っぽまで行くコースがええやろ！」とか言ってので、もし遊覧船が運航してたらアレに乗ってたかも…。

13時、知床自然センターに到着。ここから先の国道334号線は冬期全面通行止め。この通行止めの向こう側が“熊の湯”の入り口になります。




長靴（500円/日）とスノーシュー（500円/日）をレンタルして遊歩道を散策。開拓小屋コース（5km約3時間）と冬の森コース（2.5km約2時間）、フレベの滝コース（往復2km約1時間）等有りましたが、レンタルグッズを16時までに返さないといけないので、開拓小屋コース（5km約3時間）を行く事にした。

開拓小屋コースと冬の森コースのスタート地点は同じ。


冬の森コースはアップダウンの多いコースで、山歩きを楽しむならお勧めらしい。開拓小屋コースは雄大な知床連山を眺める事が出来るそうです。
いずれも、そろそろ熊が冬眠から覚めて出て来る時期なので要注意だって…。

歩き出して1時間ほどで連山がよーく見れるビューポイントに到着！

雪の上に寝っ転がっても、気温が低いので服を少し叩いただけで雪が落ちていくんよね。

16時までまだ時間が有ったので、フレベの滝コースも散策。


もう少し早い時期に来ればフレベの滝も凍っちゃって氷瀑が見れたんだろうな…日当たりが良くて解けてしまってる。流氷も断崖にやって来て、冬のオホーツク海が見れてたかも…。

ここからも知床連山眺められます。

残念ながら熊には出会わなかったけど、シカが多い多い…あっちもこっちもクソだらけです。

今夜泊まる川湯温泉に行く途中に見つけた“道の駅パパスランドさっつる”で無料の足湯。


雪の中を歩いた足に滲みます。

3月30日
10時に川湯温泉のホテルをチェックアウトし、屈斜路湖の畔にやって来ました。

北海道に来て毎日の様に温泉に入っているのに、湯けむりカメラマンが全くイイ仕事が出来ていないので、今回自らが被写体となり、大自然の中の温泉を楽しみたいと思います。


屈斜路湖の東寄りに位置する無料の温泉、和琴温泉露天風呂。
中性低張性高温泉、まぁ単純温泉でpHが6.6と低めで泉質はあまり期待出来ないし、コケが生えてるので見た目あまりキレイじゃないのですが、氷が張った屈斜路湖を眺めながらの露天風呂は気持ち良かったです。

標茶辺りでタンチョウに出くわしました。

そんな走って逃げんでも…。

20時、石狩まで帰って来て、北海道に来たら外せなくなった“らーめん信玄”でコク深～い味噌ラーメン。

今回、ちゃーしゅー丼も仲間入りで、柔らかいチャーシューに甘辛いタレが最高に美味しく、更に真ん中の生卵を崩しながら食べると幸せ感が増します。

3月31日
「あっ」と言う間の北海道でのひととき、北海道A氏が手配してくれた小樽→舞鶴のフェリーで今夜帰ります。

ひと仕事終えて石狩に立ち寄ってくれた北海道A氏。

北海道限定の飲み物とラーメンをお土産に持たせてくれた。

こりゃ元気が出そうなドリンクですな…ありがとうございます！

野菜高騰！

今年は昆布ではなく、石狩のJA直売所で根菜を買って来ました。

15時過ぎ、帰る前にちょっとアルバイト。


そう言えば、今日は期変わり。積み込みだけでOKと言われたので、誠一君ちの会社のコンテナに冷食を詰め込んで、指定された駐車場に切り離しておいた。

23時前、無事乗船！

今回も楽しい旅行が出来て、「あっ」と言う間に時が過ぎちゃいました。

4月1日
舞鶴に着くまで、フェリーの中でのひとときをゆっくり満喫したいと思います。